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あのスーパーカブから125ccが登場!!

初心者ライダーのみなさんこんにちは。アヒル隊長です。

今回は、先日発売が決定した新しいスーパーカブ、その名も「スーパーカブC125」についての紹介や、従来の「スーパーカブ110」との違い、そしてC125は果たして「買い」なバイクなのかなど、僕の主観でお話させていただきたいと思います。

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いろいろなスーパーカブ

スーパーカブと言えば、従来のラインナップで言うと50と110の2種です。昔は100などもあったんですけど今は主にこの2種です。

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これから派生してスーパーカブPROとか

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クロスカブなどもありますね。

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新しいスーパーカブ

そんなスーパーカブに新しい仲間が加わりました。その名も「スーパーカブC125」。先日メーカーであるHONDAさんから発表されました。

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そうそう、先に言っておきますが、スーパーカブはAT限定小型二輪免許で取得することが可能です。なので、今年(2018年)7月から施行されたAT限定小型二輪の免許取得期間短縮という法改正に合わせるような形で、この新カブが発売されることになりましたね。法改正については別の動画で詳しく紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください。

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C125のスタイル

ではスタイルを見て行きましょう。

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これがスーパーカブC125の全体像です。オシャレですね。かっこいいと言いましょうかかわいいと言いましょうか。

ビジネスシーンよりもファッションとしての価値が非常に高いのではないかと僕は思います。ただ気になったのは、カラーバリエーションはこの色だけなんですね。(パールニルタバブルー)。個人的には赤や黄色、ライトグリーンなんてあったら選択肢も増えてよかったんじゃないかと思うところではありますが、皆さんはどう思いますか?

 

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とはいえこのシートの赤はいいですね。

全体的に青い車体に赤の差し色がとてもいい印象を受けます。レッグシールドが白なので、青・赤・白の組み合わせ、「トリ・コロールカラー」と言われるHONDAがよく用いる有名な組み合わせですね。FTRとかにも使われている配色です。男子はこの配色が何気に好きですよね。ガンダムとかフランスの国旗とかを連想させます。

シート形状ですが、これは座り心地と足着き性に配慮した設計ということで、長時間のライディングにも適したシートとなっているのではないかと思います。

 

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こちらはハンドルのアップです。

これは初代「スーパーカブC100」から継承された形だそうで、はばたく鳥の翼をモチーフとされています。画像のフクロウ(元はカモメのイメージだそうです)なんかは羽の形とかもそっくりですし、顔がヘッドライトみたいでとてもそっくりだと思います。そういえばHONDAのロゴマークも翼の形ですね。

 

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ロゴマークと言えば、C125にはレッグシールドにロゴマークのワンポイントが施されています。こういう細かなポイントなんかもワンランク上の高級感が漂っていて僕はとても好きです。

こまかなポイント

次はメーター周りを見てみましょう。

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左上は110と50の共通のメーターですけども、それと比べてもワンランクも2ランクも上の雰囲気がありますね。

クロームメッキが施されているメーターには外側にアナログのスピードメーター、内側には大きな液晶があります。ここには何が表示されるのかっていうのが気になるところなんですけど、HONDAのHPには「必要な情報がスムーズに読み取れる」としか書いていませんでした。まあTripやODOは当然として、時計や燃費なんかもここに表示されるのではないかと思います。

ここからはその他の装備品の紹介となりますけども、まずはこれを紹介せずにはいられません。

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これはエンジンキーですけど、実はこれスマートキーです。

これを持っておくだけでエンジンスタートとか、ハンドルロック、さらにはシートのロック解除操作もできるそうです。あと、多分どっかのボタンを押すんだと思うんですけど、ウインカーが点滅して自分のカブの位置を知らせてくれる機能も搭載しているそうです。

続いてはタイヤ周りです。

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タイヤがチューブレスタイヤになりました。

要するに、110は自転車のようにタイヤの内部にチューブが入っていたんですけども、C125になると車のタイヤのようにチューブレスタイヤになりました。

これはホイールの形状をみてもらうとわかるんですけども、110の方はホイールがスポーク式ですけども、C125はスポークレスになってます。これによってチューブレスタイヤの使用が可能となったわけなんですね。

それと、フロントブレーキがドラム式からディスク式になりました。ブレーキというのはリアよりもフロントの方が大事なので、ディスク式を採用することでより強く、より繊細に操作することができますし、メンテナンス性も向上しましたね。

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あとはタンデムステップが付きましたね。

こういうところがビジネス用途よりも趣味の乗り物として意識して作ったんではないかということが伺えますね。

ただし、リアシートは無くリアキャリアとなっておりますので、そのままではタンデムはできないので何らかの加工は必要となっております。

110とC125を比較してみよう

性能の比較

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では、ここからは110と125の比較といきましょう。デザイン的にはぱっと見てもC125の方がC125とわかるような感じになっていますね。

排気量は110の方が109cc、C125の方が124ccということで、これはまあ車名の数字より実際の排気量は若干低めというのは一般的なところでございます。

 

続いてエンジンの性能の比較といきます。

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まずは最高出力。110の方が8.0馬力ということで、お馬さん8頭分のパワーが7500回転の時に発揮されるという仕様でございます。

C125ではこれが9.7馬力になります。お馬さん9.7頭分ですね。こちらも回転数は7500回転ということで、これは単純に1.7馬力分のパワーアップということで最高速度があがったよ!ってことが言えると思います。

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お次は最大トルクです。トルクについては加速力に大きく関係してきます。

110の方は8.5Nm/5500rpmですね。C125は10Nmということで大きくUPしています。しかも、回転数は5000回転と下がっていますので、これは低速域でのトルクがUPしているということなので、比較すると加速性能としてはC125の方が大きくUPしているといえます。

次は車重を見てみましょう。

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110の方は100kgを切って99kg。変わってC125の方は110kgということで若干のおデブちゃんとなっております。でもこれはエンジンのパワーが増した分、エンジン自体も重くなりますし、車体の剛性なんかも強くしないといけませんので重量の増加は否めない所となっています。

 

続いて、ちょっと変速比を見てみたいと思います。

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変速比とは何ぞやというところについては詳しく説明すると超長くなりますので、今回は数値だけを見てもらいたいのですが、全体的には110とC125で大差はありません。

ただ、1速の時の変速比がC125の方が若干低めですね。これは、例えば発進時の加速についてはちょっとだけ遅めになるような設定となります。ただ先ほど見たように、エンジンのトルクが強くなっていますのであまり気するほどではないのかもしれません。

 

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エンジンの性能についてまとめると、C125の方が110よりも最高速度が高く、加速性能も向上した設計となってはいますが、そもそも車重が11kgも重いので加速としてはそこまでの期待は持てないのかなと個人的には思います。

最高速度は間違いなく上がっています。まあエンジンの性能とはいいますけども、カブというバイク自体が速さを求めるようなバイクではなく、実用性というところを重視したバイクなのであまり気にすることもないのではないかと思います。

さて、実用性という視点からの性能面で欠かせないのが燃費ですね。

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実は、燃費はC125になると7kmも向上しています。

ただし、燃費の計測はかなり限定的な条件のもとで測っていますのであてにはならないというか、カタログ値なんて絶対出ないというのはみなさんわかっていることだと思います。特にカブというバイクはビジネスモデルという位置付けなので街中走行がメインとなってくると思いますので、この辺はまあ110もC125も実用的には同等程度の燃費になるのではないかと思います。

ただカブと言えば高燃費!ここは125ccにパワーアップしても相変わらず驚異的な燃費性能を維持してくるところはさすがと言ったところでしょうか。

 

見た目の比較

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ここからは車体、見た目の部分について比べて行きたいと思います。上の画面の三角図はC125のものです。

110と比較すると、全長が55mm UP、全幅が25mm UP、全高については40mmのダウンということで、若干 低重心寄りの設計に変わったと言えますね。

バイクは重心が低いほど安定する乗り物なので、僕はこの低重心化はとてもいい印象を受けました。

 

気になるお値段は!?

さてさて、最後に気になるお値段の比較といきましょう!

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まずはスーパーカブ110の方、お値段は275,400円。

この価格を基準としてC125のお値段を見てみましょう。はい399,600円です。110との差額は約12万となりますね。まあこれを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思うんですけど、僕はですね、ちょーっと高いかなーっていう印象を受けました。

ただですね、それはカブをビジネス用途で見ると、という意味で。です。実際にこのC125はですね、趣味としてのバイクというのがコンセプトの大半を占めるという印象をうけましたので、そういう意味でいうと妥当というかですね、「どうしてもこのc125が欲しい」という方にとっては、決して手が出ない額ではないと思います。

C125は 果たして「買い」なのか

はい、以上が僕なりのスーパーカブC125の紹介と、スーパーカブ110との比較でございました。僕なりの考え方ですけど、このC125は果たして「買い」かどうかでいうと

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「買い」かなと思います。やはり趣味の乗り物ですので、お金に余裕があるのなら高くていい物を買うっていうのはロマンがありますよね。

趣味のものっていうのは所有感というものを大切にしてきたいですし、自己満足というものも非常に大切にしていきたいとも思っています。特に、このC125を買って、カブ仲間に見せた時、

「えっお前それ買ったん!?マジマジ?見せて見せて!うわめっちゃええやんなんぼしたん?」って言われた瞬間って、最高のひと時じゃないですか?

まあそういう体験をね、このC125ってさせてくれるんじゃないかなと思います。ただ、僕はお金がないので買えませんけども。。

 

それでは、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後までありがとうございました。

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